脊椎分離症
脊椎分離症は、椎弓という関節突起間部で発生する疾患です。主に腰椎で起こり、10歳から15歳の成長期の青年に好発します。
この時期にスポーツなどで繰り返し腰に負担をかけると、未発達な骨格に大きな外力がかかり、比較的作りの弱い椎弓部が疲労骨折をして、椎体部と分離してしまいます。
腰椎の不安定性から周囲の筋・靭帯等に負担をかけやすいことは確かで、過労や加齢などが原因で急性・慢性 腰痛へつながりやすい傾向にはあります。
当院では脊椎分離症に対し痛みのきっかけになっている部位に対して、鍼灸マッサージなどの治療により血流改善・傷ついた筋肉の修復を促す治療を行っております。
腰などに負担のかかる生活に対してのストレッチなどのセルフケアや姿勢などのアドバイスも含め、根本的な治癒を目指しております。